●ボールを受ける前の動き
味方からのパスを正確にトラップできるようになったら、
ボールを受ける前の動きを工夫しよう! では、どんな工夫ですか?
と言うことですが、「相手からプレッシャーを軽減する動き」 をすることです。
どんなに上手い選手でも、相手ディフェンダーにプレッシャーを受けている
状態では、容易にボールをコントロールすることは難しくなります。
たとえ、ボールをキープできたとしても、すぐに圧力(プレス)がかかり、
スピードを抑えられたり、ボールを奪われたり。
そうならないように(なりにくく)するためにも、相手のプレッシャーを
受けにくい状態でボールを受ける努力をしよう!
ボールを受けたときに相手より優位な体勢をとることにより、次に生まれる
プレーに繋がります。 決定的なパスだったり、シュートに繋がるドリブルなど。
では、具体的にはどうすればいいのでしょう?
まずは、周囲の状況を常に把握しておくことが重要になります。
ルックアップをして、自分の周りのどのあたりにどのくらいのスペースがあり
味方や、相手との位置関係など、リアルタイムかつ数秒先の展開も視野に
入れることです。 ※ あなたは、360度の視野を持っていますか?
そのなかで、いくつかのイメージ(プレーの選択肢)をたくさん、持つことで
プレーの幅も広がります。何が安全でリスクのないプレーなのか?
また、相手の嫌がるプレーは何か? など。
最後に、パスを受けるタイミングです。 最適なタイミングで、欲しいところに
パスが出てこなければ、いくらあなたがすばらしいプレーヤーでも、リカバリー
に苦労するでしょう。 最終的には、コンビネーションや意思の疎通など、
チーム力が問われてきます。 自分がフリーであるなら、味方に掛け声を。
そして、ジェスチャーなどでパスコースや強弱などサインプレーができれば
尚、よいかと思います。
安定した姿勢で、正確なプレーを続けることで、ミスは減り、カウンターなど
で、つまらない失点なども減ることでしょう。